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田川 (利根川水系)[たがわ]
田川(たがわ)は、栃木県日光市を源流とし、宇都宮市、下野市を流れ、同県小山市で田川放水路を経て鬼怒川に合流する一級河川である。旧水路は栃木県小山市から茨城県結城市に至り鬼怒川に合流するが、田川放水路の整備により河川としての実質上の合流点は小山市となっている。 == 地理 == 栃木県日光市七里の低山地や志度淵川の分水に源を発する。日光市猪倉、宇都宮市石那田町、徳次郎町を経て宇都宮市街部を流れ、さらに宇都宮市川田町、横田、上三川町石田、下野市谷地賀、小山市延島新田から田川放水路を経て鬼怒川に合流する。田川旧水路の鬼怒川合流地点は茨城県結城市と茨城県筑西市の境となっている。 全長は78km、流域面積245.8km²は、鬼怒川支流の中で最大である。田川の支流は赤堀川、山田川など11の一級河川から成る。 田川上流部は低山地で長閑な田園地帯が広がり、果樹園や雑木林が見られる。田川中下流域は宇都宮市街地の他、水田として利用されている。 江戸時代初期には用水の取り込みが行われ、流域の水田を灌漑していたとされる一方、「暴れ川」としても知られ、氾濫に伴う流路変更があったといわれる。治水事業としては、用水路開削や霞堤などが行われてきた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「田川 (利根川水系)」の詳細全文を読む
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